H29.3.24

神奈川県主催の平成28年度災害廃棄物対策に関する講習会にて理事長が講演を行いました。
神奈川県環境農政局より依頼を受けて「災害時のし尿処理対策について」をテーマとし、対象者は主に県内自治体の環境部局職員に講演しました。
内容としては、当組合が進めている災害ネットワーク構築、自治体(特に小田原市)と共同で実施している災害支援訓練についてを説明しました。
人の排泄は発災直後から待ったなしでやってきます。全国的な支援は過去の経験からもすぐにはやって来ません。震災時、肉体的、精神的不安が強いられる避難所生活の中で、お年寄り、子供、女性等が不自由な思い、不快な思いをすることを出来るだけ軽減するために、災害弱者に配慮したトイレの配置方法、使用方法の指導、日頃からの訓練の重要性及び行政の部局横断的な取り組みの必要性、さらに行政と民間事業者との広域的な連携を拡大する必要性を訴えました。

災害廃棄物対策講習